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またまた『萌』について語ります。
前回は現実と非現実、つまり三次元と二次元について距離感の違いを話しました。
今回は二次元に惹かれるのはなぜかという事について。
※今更初めて初音ミク描いてみましたw
二次元と呼ばれる『萌』の世界。
何故惹かれる人が多いのかと言うとやっぱりそれが理想の世界だからです。
例えばオンラインのアイドル初音ミク。
彼女ののかわいさは、緑の髪や目であったりコスチュームであったりヴォーカロイドという設定であったりする訳ですが、まず現実では無理!
ヴォーカロイドっていうのは論外として、
突飛な髪の色や髪型なんかは現実では難しい上に、日本人にはまず似合う人は少ない。
体系に関しても日本人は基本的に胴長短足。
実際の人間には肌荒れがあったり、影の落ち方でどんなに美人な人でも汚く見えてしまう。
でもでも!デフォルメしたイラストにしてしまうと全部解決!
現実に不可能だけどあったらいいなというような髪型や服装にさせたり、骨格からスタイルを良くしたりできちゃうんです。
と、ここで、「それって現実逃避じゃないの?」「現実の人間と向き合えないなんてどうなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも人間はいつでも理想の女性像を追ってきたんです。
ルノアールやミュシャの描く女性は現代でも共感が持てるほど美しいですよね。
日本画の女性なんかは綺麗なのか分からないと思う方が多いと思いますが、これもまた当時の日本で美しいとされていた女性の姿が描かれていたんです。
平安時代はふくよかな方が美しいとされていたので目が細くふくよかな頬、長く美しい黒髪、きらびやかな着物を描く事で『美しい徐映像』を描いてた訳ですね。
女性像って常に描き手の理想が詰め込まれていて、現実よりもずっと美しい形で描かれているんです。
同じような事を広告やTVの世界でもやっています。
特に化粧品のポスターなんかは、顔全体が明るく見えるように照明を当てたり、フォトショで吹き出物や肌の凹凸を消したりします。
もはやファンタジーの域です。
理想の女性像を求める行為と考えると『二次元の世界』も芸術と同じ!
より可愛くと求めた結果なんです。
それが『萌』になるんです。
ちなみにかわいいミクですが、普通に描くとこんな感じ。
頑張ってリアルっぽく描くと…
こんな感じ:(;゙゚'ω゚'):
もっと上手く描ければ可愛くもなるんでしょうけどw
鼻や唇をきちんと描こうとするとどうしても受け入れがたい絵になりがちなんです。
簡単に言えば[ リアルな熊 ]は怖いけど[ テディベア ]はカワイイし、
[ ピンクの熊 ]は居ないけど[ ピンクのテディベア ]はカワイイ。
これが二次元に惹かれる理由の一つかなと思います。
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