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先日紹介したアンダーカレントは30代の漫画ですが、
今日紹介するのは20代の漫画です。
浅野いにおのソラニン。
私が今までで一番読み返した漫画で、
今までで一番泣いた漫画です。
浅野いにお/ソラニン/ヤングサンデーコミックス 全2巻
青臭いと思う方も居るかもしれませんが、今の私には多方面からグサグサと刺されるように痛い内容でした。
テーマは「夢と現実、自由と安定」
社会に埋もれていくことに疲れてOLを辞めた芽衣子と、
社会の歯車になんかなるもんかとフリーターを続ける種田。
18~25才くらいですかね、将来の定まらない年代。
ただ単に働く事が嫌な人も要るでしょうし、目標へのステップが長い人も要ると思います。
殆どの人が多かれ少なかれ社会人になる事の抵抗って持ってるんじゃないかと思います。
自分が至って平凡で社会的には取替えの効くような人間であることを認めたくないとか。
雑務に疲弊するだけの日々でいたくないとか。
冒頭で「大人はまぁいいやのカタマリだ」という文があります。
芽衣子も種田もこの「まぁいいや」ができなくて社会人になれなかった人たち。
このままじゃあダメだと悩んで、苦しんで、もがいて、やっと前に進めるようになるまでの話です。
他にも音楽、表現に関わる話や恋愛の話なんかもあって、読む度に違う気持ちにさせられます。
話や言葉の使い方なんかがすごくいいんですが、一方でギャグシーンと小ネタも面白い!
シリアスなシーンでも画面の隅っこを見逃してはいけません!
ちょwww何故そこにwwwww
というネタを探すのが楽しいです。
細かいところの遊びが多いのは背景や小物への描き込みが多いからこそ成り立つと思うんですが、この描き込みの細かさにすごく生活感が出てるんですよね。
キャラクターも特別カッコいいとか、美人とかじゃなくて、『なんか好きな顔』とか、『不細工だけど嫌いじゃない顔』とか、それくらいが多いんです。
東京の、小田急沿線、多摩川の近く、こんな子が住んでるんだろうなと思わせるような描き方が本当に上手い。
い、今気付いたんですが2巻の途中にプンプンが居るーーーーーー!!!!!
『おやすみプンプン』含め他作品は後日!
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