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さてさて、【思い出のボクサー】と題したこのエントリ。
引き続きセレス小林選手のお話です。

世界初挑戦で、強豪王者相手に引き分けで終わったセレス小林。
しかし僕の心には、セレス小林の名は強く刻まれたのでした。
魔法のようなボディーブローを使うボクサーとして。
そして僕が次に目にしたのは、セレスが世界を奪取した試合でした。
続きは下より
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この試合も生でも、リアルタイム観戦ではなく
録画してたビデオをあとで見たのですが
(この試合を生で見なかったのは、本当に今でも後悔しています・・・)
この試合も本当に凄い試合でした。
相手のガメスは、全盛期の勢いこそありませんが4階級制覇の豪傑。
一試合前では、前世界王者の戸髙のアゴを割って王座を奪取しています。
試合は序盤からセレスペースで進みました。
セレスのボディーが、ガメスの狭い腹にガンガン当たる。
いや、当てる!
相手のガメス、下の階級の選手なので、セレスより小男なんですが
その小男が、妙にでかいファールカップをつけているので
通常より腹が狭くなっているのです(下写真参照)

※右がガメス。それファールカップ上げすぎちゃうんか~
しかし、セレスはそんなこともお構いなしにンバン当てていく。
まさに、ボディーブローの職人としての本領発揮です。
中盤、セレスにもピンチが訪れます。
正面に立ってしまったところへ、ガメスの右がヒット!
老雄といえど、さすが4階級制覇のチャンピオン。
セレスも、よろよろと後退します。
そこからは一進一退の攻防が続きます。
そして運命の10R。
それまでのボディーブローで積み上げたダメージで
鈍くなったところに、セレスの左ストレートがカウンターでヒット!!
直撃を食らったガメスは、ダウンし一度は立ち上がりますが
夢遊病者のようにリングを彷徨います。
ここでレフェリーが試合をストップ!新王者が誕生した瞬間でした。
ボクシングファンなら皆、経験があると思いますが
録画ビデオを見ているにもかかわらず、はしゃぎまくり。
周りから見りゃただのアホですが、しょうがないのです。
だってスゲエんだもん。
まぁ当時は観始めたばっかりで、「なんか凄い」としか感じませんでしたが
その後、僕がボクシングを多く見ていくごとに
パンチを当てるまでのプロセスの上手さや、試合を通しての戦略性、そして
相手の懐に飛び込む勇気の凄さを感じました。
この試合について書かれたコラムで
ボクシングジャーナリストの粂川麻里生氏の文章が印象深かったので
ちょっとここにリンクを張っておきます。
コッサンの拙い文章力では、伝わらなかった凄さが伝わると思います。
[戦評]▽WBA世界S・フライ級タイトルマッチ12回戦 【粂川麻里生】
粂川氏のサイト:ランぶる・イン・ざ・ジャンぐる
その後セレス小林は、初防衛戦をクリアしたあと
指名挑戦者として、現WBA世界Sフライ級チャンピオンのアレクサンドル・ムニョスと
戦い、7回KO負けを喫し、王座陥落。現役引退されるのですが、それはまた別の話。
長くなってしまうので省きます。
その代わり、ムニョスとの防衛戦のダイジェストがyoutubeにあったので
それを貼っておきますので見てみてください。
※これは生で見に行きました!!
負けはしましたが、セレス小林の凄さが詰まった素晴らしい試合です。
多分、これから何試合、何十試合ボクシングを観ても
セレス小林のボディーブローは忘れる事はないと思います。
それほど、ボクシングを観始めた僕にとって印象的なボクサーでした。
セレスが放つボディーブロー。それは僕にとってのボクシングの面白さそのもののです。
★ミニ情報!
今、セレス小林氏は千葉県柏市でボクシングジムを開いておられます。
僕も買い物に行った時にふらっと立ち寄りましたが、すごい綺麗なジムでした。
近辺に住んでてボクシングに興味のあるって方は、見学に行ってみると良いのではないでしょうか?
セレスボクシングスポーツジムHP
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